マンション管理士試験〜再チャレンジガイド(3)
こんにちは
年度末ですので、私のような零細事務所でも、結構、業務が忙しくなっております。
本年度のマンション管理士試験講座もそろそろ開講ですし、なかなか時間がなくて大変です。
前回、お話した「時間効率のアップ」を図って乗り切りたいと思います。
講座については、近々、ご案内させていただきます。
さて
マンション管理士試験〜再チャレンジガイドの3回目です。
ここまでの流れとしては、
1.継続的に勉強する
2.時間効率を高める
ということでした。
たとえれば、自動車で目的地へ到達しようとする場合
1.継続的にガソリンを供給する
2.効率よくスピードを上げる
ということです。
で、この2つが実現できれば、マンション管理士試験の合格については十分といえますが、さらに次の段階の検討をしてみましょう。
なぜなら、本稿のテーマといいますか、当ブログの基本テーマとして、
「マンション管理士試験勉強を通じて一生使える勉強体制を構築する」
というものがあるからです。
<ヤル気や集中力をアップする!>
1.ヤル気や集中力も必要
勉強時間を確保し、時間効率を高める工夫をした。
成功する条件はそれでおおむね整うわけですが、
さらに、「ヤル気(モチベーション)」「集中力」といった要素も整える必要があると考えます。
なぜなら、例によって自動車のたとえですが、ガソリンは十分でスピードも速くて問題なかったとしても、運転者の集中力を欠く場合、重大な事故を招く危険があるからです。集中力の欠如がすべてをダメにするわけです。
それと同じで、仕事とか勉強の実行について、ヤル気が出なかったり、集中力がなかったりすると、結局、全体として失敗してしまうことがあります。
だから、「ヤル気(モチベーション)」「集中力」といった要素も、軽視しないで、高める方法論を検討すべきなのです。
2.既存の研究成果を調査する
この分野(ヤル気、集中力)についても、心理学などの既存の研究成果が大量に存在します。
なぜか資格の世界では、講師・合格者等のオレ流精神論が幅を利かせてますが、心理学などの既存の研究を無視して、我流の精神論を受験生にすすめるというのは、私からすればカルト教団の勧誘のようにしか見えません。
一般社会常識は無視してオレを信じろ、ということですからね。
怖い怖い(笑)
だから、受験関係者の話は、この分野においても無視しましょう。
必要なのは、「再現性」のあるスキルです。
誰がやっても同じ結果が得られるという普遍的なスキルを学ぶべきなのです。
だから、当然、心理学などの科学的な研究成果をベースに検討するべきです。
ヤル気とか集中力については、心理学の世界では、100年以上前から研究されて膨大な研究成果が発表されているそうです。
学ぶべき素材に困ることはないですよ。
私もずいぶん前から個人的に文献を読み込んでますけど、まったく、終わる気配はないですからね(苦笑)
その成果については、別の機会にお話するとして、今回は、ヤル気とか集中力について入門的な本を紹介させていただきます。
「やる気」のある自分に出会える本 笹氣健治著
最強の集中術 ルーシー・ジョー・パラディーノ著
とりあえず、この2冊で、勉強する楽しみを味わうことができると思います。
そしてこの2冊は内容がとても濃いので、通常のビジネス書と違って読み込むのが大変ですが、得るものは大きいと思います。
良書との出会いは早ければ早いほど良い、という感じです。
ぜひ、読んでみてください。
3.ヤル気や集中力は科学的にアップする
ヤル気や集中力を高める、とか言うと、怪しげな新興宗教とか自己啓発セミナーとかが連想されるので、毛嫌いする人も多いと聞きます。
しかし、まじめに科学的に研究する人々も多く、まじめな研究成果も多く発表されております。
むしろ、素人のオレ流精神論のほうが害が大きいと思います。
逆に、まじめに勉強していないから、インチキ宗教やインチキセミナーに騙されるという言い方もできるでしょう。
だから食わず嫌いせずに、ヤル気や集中力についても、きちんと勉強すべきだと思います。
気合とか根性とか精神論とか、そういう感覚的・感情的なものとはおさらばして、合理的・科学的に検討されたやり方を学ぶ。
そして、ヤル気や集中力をアップすることで、より豊かな人生を手に入れる。
そういう展開が望ましいのではないかと思われます。
ぜひ、トライしてみてください。
ということで、
内容が少なくて申し訳ないですが、
今日はこれくらいとさせていただきます。
ではまた
(2012-2-28)
マンション管理士試験〜再チャレンジガイド(2)
こんにちは
マンション管理士試験〜再チャレンジガイドの2回目です。
前回は、<まずは、勉強の習慣化を目指せ!>ということでしたが、
大多数の受験生は、勉強不足が原因で不合格となり、そしてそれが解消されれば、ほとんど合格します。
特に、現在主流である過去問丸暗記型勉強においては、単純に勉強量で勝敗が決することが多いでしょう。
だから、前回の<まずは、勉強の習慣化を目指せ!>の部分がクリアできれば、試験の合否レベルの話としては、それで終わりでもいいです。
しかし、現実社会での活躍・成功のための勉強というレベルにおいては、単純に勉強時間が多ければそれで成功するとは言えません。
資格試験勉強においての大きな罪は、時間をダラダラ長時間消費することについて、あまりに無頓着であることだと思っております。
予備校関係者には、司法試験などの難関試験受験生だった者が多く、膨大な勉強時間を試験勉強に費やすことに抵抗がないからだと思われます。
でも、その価値観は一般社会の価値観とは大きくズレています。
そして、そういう時間を膨大に消費する人々に影響されると、皆さんも同じように膨大に試験勉強に時間を費やすことになりますので、危険ですからやめましょう。
現実社会のプロではなく受験勉強のプロを目指しても意味ありません。
最終的な到達点は、受験オタクになることではなく、現実社会で活躍することなのですから、日々の努力はすべてそういう方向でなければならない。
だから、基本的には、受験勉強関係者の受験テクニック等の話は聞かないようにして、一般ビジネス界で活躍している人々の話やノウハウを自分の勉強に応用するというのがいいと思います。
(受験テクニック等の話は耳障りのよい話が多いので、意図的に無視するほうがいいと思います。聞いてしまえば、影響されますし、影響されれば、現実社会での成功からどんどんかけ離れていきますから、積極的に無視するのがよいでしょう。)
<次に、時間効率を上げよ!>
1.ガソリンの次は、効率が大切
さて、前置きが長くなりましたが、
それを踏まえて、前回の続きです。
「習慣化」によって勉強を継続するのが大切だといいましたが、同時にやってほしいのは、時間効率(仕事効率)を上げることです。
ガソリン(勉強量)があれば、とりあえず車は動きます。
しかし、時速3KMしかスピードが出てなければ、なかなか目的地(試験合格など)に到達することができません。
無限にガソリンを使えばいつかは到達するのでしょうが、現実社会で制限時間を度外視した仕事というのはありえません。
一定の時間内に一定の仕事を完了することに意味があるのであって、時間を度外視した仕事をしているような社員は、すぐにクビになってしまいます。
採算度外視の経営がありえないのと同じように、時間度外視の仕事もありえないのです。
そこで、ガソリン(勉強量)の次に問題となるのは、時間効率(スピード)ということになるのです。
与えられた時間で、どれくらいの勉強とか仕事とかができるか、ということです。
効率がいいか、悪いか。
2.時間効率を上げることの意味
当然ながら
資格試験の勉強においても、時間度外視で「合格」に執着するというのは考えられず、限られた時間で勉強し「合格」することが問題となります。
その限られた時間がどれくらいかは、各自の事情によりますので、なんとも言えないのですが、たぶん、ほとんど人が十分な時間を投入することは難しいだろうと思います。
忙しい一般社会人にとっては、仕方ないことです。
そして、時間は、あらゆる人に平等に一日24時間与えられており、お金と違ってためることができません。
だから、与えられた時間、不足しがちな時間によってより多くの事を実現させるためには、時間効率を上げ生産性をアップするしかありません。
また、能力を上げるという点において、IQを3倍にするとか、勉強時間を3倍にするというのは困難ですが、時間効率を3倍にすることは比較的容易です。
そう、今の停滞した状況を打破し、今以上の勉強をしたい場合には、時間効率を上げることが、一番やりやすい手段なのです。
ところで
時間効率を上げるということは、単なる受験勉強レベルの話ではありません。
時間効率が悪く、時間を浪費する人は、収入も増えないし自分の時間も持てない。逆に、時間効率の良い人は、仕事で大きな成果を上げるだけでなく、勉強による将来への知的な貯蓄ができたり、自分の時間を持つ余裕ができます。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「時間効率による差」
<効率悪い>⇒<仕事で精一杯>⇒<勉強投資できず、自分の時間も少ない>
<効率良い>⇒<余裕時間を捻出>⇒<勉強投資し、かつ自分の時間も多い>
・・・・・・・・・・・・・・・・
同じ24時間ですが、時間効率の良し悪しによって、人生そのものが大きく変わるのです。
受験テクニックとか解法の技術とか受験勉強のコツがどうといった、くだらないことを検討している場合じゃないですよ。
豊かな人生になるか、余裕もなく追い詰められた人生なるか。
その違いは、時間を効率よく使うかにかかっているのです。
人生全般レベルの話なのです。
だから、すぐにでも、勉強の効率化、仕事の効率化、生活の効率化といった、時間を有効に使うことについて、研究し実践していくべきだと思います。
・・・・・・・・・・・・・・
「人に平等に与えられたものは時間である。時間の有効な使い方を知らないと成功は難しい」 江副浩正
「「ノウハウ」とは「時間の使い方」だと解釈している。時間をいかに有効に使うかが「ノウハウ」なのである。」 藤田田
・・・・・・・・・・・・・・
3.時間効率を上げるためには
さて、時間効率のアップについても、簡単にお話することができませんので、詳細は別の機会といたします。
ただ、大枠について、私の考えを述べておきます。
時間効率をアップするということは、仕事や勉強などを効率化することです。
仕事や勉強などを効率化については、多くの本が書かれておりますが、私が現時点で一押ししたいのは「仕組み化」です。
たとえば、普通5時間かかる仕事を1時間で終わらせることができたとしましょう。
それを偶然にやるのは、単なる「節約」です。「節約」も悪くはないですが、それでは安定して余裕時間を捻出することができません。
「仕組み化」というのは、何度やっても同じように1時間でできるよう、再現性のあるシステムを構築することです。
「仕組み」を作るのには、多少、時間がかかりますが、一度、作ってしまえばその効果がずっと続いて大量の余裕時間を生み出すこととなります。
意思の強さとか根性とかに頼らず、いつも効率的に仕事ができるようになる「仕組み化」はおすすめです。
では、どのようにしてその「仕組み化」を実現させるのか?につきましては、私が述べるよりも、以下の参考図書をお読みいただきたいと思います。
<参考図書>
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 本田直之著
最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術 泉正人著
仕事と勉強を両立させる時間術 佐藤孝幸著
ということで、
時間効率を上げて、余裕時間を捻出し、勉強や趣味など人生を豊かにするための時間投資をする。
そういう展開が、忙しい社会人にとって望ましい展開なのではないでしょうか。
受験勉強という小さな次元で右往左往するのがバカバカしくなってきたでしょう。
「個数問題の解き方」のような現実社会では何の役にもたたないオタクな受験技術に労力を使うのと、人生を豊かにするために時間効率を上げるということに労力を使うのと、どちらが良いかは比較するまでもありません。
マンション管理士試験に再チャレンジするにあたって、そういう受験オタクになって合格証書を獲得するくらいなら、やらないほうがマシなのです。
同じチャレンジするなら、社会人としての成功や幸福のために再チャレンジしてほしいと思います。
受験勉強もその一環として行う。
そうありたいと思いませんか?
一度しかない人生の貴重な時間。
時間効率を高めて、豊かな人生を送る。
目指すべきは、そういうところなのではないでしょうか。
がんばりましょう。
ではまた
(2012-2-23)
マンション管理士試験〜再チャレンジガイド(1)
こんにちは
今回から、マンション管理士試験〜再チャレンジガイドと題しましてお話したいと思います。
昨年の試験で残念ながら不合格になってしまった方々が、今年の試験に向けて、どのように勉強等の計画をたてて実行していけばよいかということです。
過去にも似たような記事があり、内容が重複しますが、それら過去の記事内容も含めて、今回、再編成してお話するということでご理解ください。
なお、ブログという性質上、内容的には概括的なものとなります。
<まずは、勉強の習慣化を目指せ!>
1.敗因は勉強不足
資格試験の不合格者において、大多数の人の敗因は、勉強不足です。
勉強法以前の問題として、勉強の絶対量が足りないから、不合格となる。
とくに、仕事等で忙しい社会人受験生の皆様は、ほとんどが勉強不足で不合格になっていると思います。
すなわち
「忙しくて勉強時間が少なすぎる」
「勉強のやる気が続かない」
「勉強を継続することができない」
というような部分に問題があるのであって、勉強法に問題があるわけではありません。
社会人は忙しいですから、仕方ないといえば仕方ないことではあります。
とはいえ、正当な理由があるからといって何かハンデがもらえるわけではありません。
どういう状況でも
資格試験の合否を決めるのは、基本的には勉強量です。
たくさん勉強すれば合格し、不足すれば不合格となる。
単純です。
だから、まず第一にやるべきことは、勉強量の確保なのです。
たとえば、車で目的地へ行く場合、十分なガソリンが入ってなければ、どんな優秀な車でも、どんな上手なテクニックがあっても、目的地へ到達することができません。
だから、勉強不足の状態で、勉強法その他の問題を考えるのは無意味なのです。
まずは、ガソリン(勉強量)。
とにかく、勉強量を確保することに全力投球すべきなのです。
2.勉強量を増加させる方法
では、勉強量を増加させるには、どうしたらよいか?
これも単純ですが
(1)早期に学習を開始し
(2)日々の勉強を継続する
ということになります。
勉強を早期にスタートさせて長期計画で進めたほうが、勉強量が多くなるのは当然です。
また、長期計画であれば、1日の勉強量を少なくできますし、復習が何度も繰り返せるというメリットもあります。
よって、どのような試験であってもできるだけ長期計画の展開にするのがよいこととなります。
特に、仕事で忙しくなかなか時間の取れない方々にとっては、長期計画で目標を達成するやり方がとても優れていると思われます。
ところで、資格試験の世界では
「2ヶ月で合格」とか「超短期で合格」というような、短期合格を自慢する傾向があります。
その点につきましては、
当ブログの読者の皆さんは、そういうインスタントな「お手軽勉強法」「受かったらおしまい式勉強」が無意味どころか有害であるとする当ブログの主張はご理解いただいていると思います。(皆さんがその考えを支持するかどうかは、当然、別問題です。)
<参考記事>
⇒ 素直に実力を養成しましょう。
⇒ 素直に実力を養成しましょう(2)
⇒ 素直に実力を養成しましょう(3)
素直に、継続して地道に実力養成するという展開になります。
そして、イベント的に、試験の前後だけ盛り上がるというやり方と違って、日々の勉強を長期間続けるには、どうしても勉強の習慣化が必要となります。
気合とか根性とか、そういうものに頼っていては長くは続きません。
「自分に厳しく」とか口先でいくらカッコつけても、現実、毎日勉強は続きません。
そもそも、ヤル気とか根性とかそういう精神論で解決できる人であれば、すでに、超一流の結果を残しているからです。一般人には、当てはまらない。
だから、精神論でなく、勉強を継続させるために、
われわれ一般人が、やるべきことは、気合でもやる気でも根性でもなく、
「勉強の習慣化」
なのです。
3.勉強の習慣化
精神論ではなく、習慣化によって、物事を継続するということは、ビジネスの世界では今では常識的考えです。
それを勉強の世界に導入するだけのことです。
特に、忙しい社会人の場合、少ない時間を効果的に勉強時間にあてて、勉強量を増大するには、勉強の習慣化が欠かせません。
だから、すぐに取り組みましょう。
そして、
勉強の習慣化に成功すれば、それは一生の財産になります。
ビジネス、資格、語学、営業、パソコン、IT,金融、投資、趣味、マナー、経済、人間関係などなど学ぶべきことは、いくらでもあります。
だから、資格試験合格という狭い道だけを見るのではなくて、一生涯自分を育て続けてくれる大切な習慣を身につけると考えて、「勉強の習慣化」に取り組めば、気持ちよくやれるのではないかと思われます。
たまたま資格試験合格という動機ではじめたことですが、それが一生モノの財産に変わるというのは、楽しい誤算ではないですか。
行動開始しましょう。
1日1時間、あるいは30分でもいいです。
とにかく毎日決まった時間なりパターンなりで勉強してください。
いきなり試験勉強が大変であれば、趣味の読書でもいいです。とにかく机に座りましょう。
大切なのは習慣化すること、毎日「勉強」することです。
勉強の習慣化についいては、とても大切なので、別の機会に徹底研究したいと思っております。
成功すれば、人生、劇的に変わりますからね。
その価値は、計算できないほど大きいでしょう。
とりあえず、過去の研究を参考までに
<参考記事>
ということで
続きは次回に
ではまた
2012-2-17
マンション管理士試験再受験ミニガイド(4)〜2010年バージョン
マンション管理士試験再受験ミニガイド〜2010年バージョンの最終回は、再受験の勉強プランについての全体のお話をしたいと思います。
時系列でまとめますと、以下のようになります。
1.まずは、勉強の習慣をつける。
2.傾向や対策を検討して
3.実践(勉強)する
4.3を検証して
5.さらに実践(勉強)する
6.以下、4と5の繰り返し・・・
ということになるかと思われます。
ポイントは2つあって、まずは、前回までにお話した「勉強の習慣をつける」こと。
すべては、そこから始まります。
そして、その後は、できるだけ早く自分の勉強パターン(勝ちパターン)を発見することが大切となります。
人それぞれ置かれた状況や環境など大きく違いがありますので、Aさんにとってはベストの方法がBさんにとっては最悪の方法であったりすることがあります。
合格者を真似ても合格するとは限らないということ。
ビジネスと同じですね。成功した人を真似ても成功しない、失敗することも多いということです。
自分には自分に適した成功法則があります。
それを発見できるかが、ビジネスと同じく資格試験でも重要なのです。
だから
<仮説>⇒<実践>⇒<検証>
のサイクルを何度も繰り返し、成功法則の発見に努めてくださいませ。
そして、その発見に成功したとき・・・
皆様は、生涯使える大きな財産を得たこととなります。
望むところじゃないですか。
ということで
再チャレンジがんばってくださいませ。
人が、失敗なり不運なりの苦い状況から、再チャレンジで前進する姿ほど尊いものはありません。
皆様が、誇り高くこの一年を戦われんことを期待しております。
そしてそのことにより、自分自身の内なる大きな成功を手に入れられんことを心からお祈り申し上げます。
がんばってくださいませ。
この稿は、これで終わりです。
ではでは
(2010-2-12)
マンション管理士試験再受験ミニガイド(3)〜2010年バージョン
さて、マンション管理士試験再受験ミニガイド(3)〜2010年バージョンをやりたいと思います。
前回お話しましたが、
今の時期、一番大切なのは「勉強の習慣化」です。
「毎日、机に1時間座る」というような習慣を身につけたいところです。
まずは、習慣化を成功させてください。
次に考えるべきことは、「何を」勉強するか?です。
もちろん、試験に限らず、勉強すべきことはたくさんあると思いますので、皆様がそれぞれの課題へ向かって前進していただくだけのことですが、
当ブログはマンション管理士試験&管理業務主任者試験対策のブログですので、試験勉強についてお話をしたいと思います。
資格試験勉強に共通していえると思いますが、おおまかに「主要科目」と「マイナー科目」に分けて対策を考えるのは常道です。
勉強の時間配分とか優先順位とかを決めるのに「主要科目」と「マイナー科目」という区分をベースにしたほうがわかりやすいからです。
マンション管理士試験では
区分所有法、マンション標準管理規約、建築設備の3つを「主要科目」と考えて、それ以外を「マイナー科目」と考えるのが普通だと思います。
(適正化法は免除の関係がありますので、ここでは考慮しません)
そして、夏までは「主要科目」を中心にじっくり取り組んで、夏以降に「マイナー科目」の補強をするというのが、自然な勉強パターンであると思われます。
「主要科目」でほとんど勝負が決まってしまうのですから、そこを重点的になるのは当然ともいえるでしょう。
夏までは「主要科目」を徹底的に!
というのがベースになると思います。
ただ、そこで問題となりますのは、民法の取り扱いです。
民法は5問程度の出題のある重要単元です。
しかし、現実にマンション管理士試験の民法はレベルが高くて、なかなか得点できません。
しかも、ある程度マスターするのに膨大な時間がかかります。
どうしたものでしょうか???
合理的に考えますと
1.マスターするのに時間がかかる
2.得点が難しい
というのですから、合格だけを考えた場合には、本気で得点を取りにゆく単元ではなく、適当に流しておくのが賢いということになります。
場合によっては「捨てる」という考え方もないわけではないと思います。
しかし、民法は民事法の基本中の基本です。現実に本試験で得点するのは大変ですが、勉強しないというのはどうかと思います。
民法がわからないというのは、法律系の専門家としては苦しいものがあります。
まだ、時間はたくさんありますので、できるだけ民法も勉強する方向がよいかと思われます。
ただし、
仕事が忙しくて時間が少ない場合には、いきなり民法からやるとモチベーションが上がらないかもしれません。
そういう場合は、区分所有法、マンション標準管理規約を全部やって勢いをつけてから民法へ向かうのが上策であると思います。
勉強の順番には、あまりこだわらないでいいです。
飛行機の離陸直後のようなもので、モチベーションが上がらないと失速して挫折してしまう可能性があります。
なので、まずは、勉強しやすい単元から(たぶん区分所有法でしょうが)やるのがよいかと思われます。
理想を追いすぎて、挫折してしまうということは試験勉強ではよくあることです。
まずは、軌道に乗せることを重視していただきたいと思います。
ということで、あともう1回だけミニガイドやります。
(2010-2-10)
マンション管理士試験再受験ミニガイド(2)〜2010年バージョン
こんにちは
さっそくですが、マンション管理士試験再受験ミニガイド(2)〜2010年バージョンをやりたいと思います。
第1回でもいいましたが、2010年バージョンは、あまり範囲を広げずに急所の部分を重点的にお話したいと思っています。
まず、単純に「試験合格」を考えた場合。
資格試験の合否を決めるのは、基本的には勉強量です。
たくさん勉強する。これが基本です。
つまり勉強を、早期にスタートさせて長期計画で進めたほうが、勉強量が当然多くなりますので、成功率が高くなります。
また、長期計画であれば、1日の勉強量を少なくできますし、復習が何度も繰り返せるというメリットもあります。
よって、どのような試験であってもできるだけ長期計画の展開にするのがよいこととなります。
特に、仕事で忙しくなかなか時間の取れない方々にとっては、長期計画で目標を達成するやり方がとても優れていると思われます。
そして、その長期計画を実際に実行&実現していくためには、勉強の習慣化が必要となります。
短期ではなく長期ですから、無理なことはできません。
気合とか根性とか、そういうものに頼っていては長くは続きません。
学び続けるという習慣を身につけることが長期の勉強を可能としてくれるのです。
だから、まず第1にやるべきことは
「勉強の習慣化」
です。
ただちに今日からでも着手して、できるだけ早く身につければ、未来が大きく広がります。
広く大きく考えれば、勉強するという行為は、一生続けていかねばならないものであると考えられます。
ビジネス、資格、趣味、マナー、経済、人間関係などなど学ぶべきことは、いくらでもあります。
だから、資格試験合格という狭い道だけを見るのではなくて、一生涯自分を育て続けてくれる大切な習慣を身につけると考えて、「勉強の習慣化」に取り組めば、気持ちよくやれるのではないかと思われます。
1日1時間、あるいは30分でもいいです。
とにかく毎日決まった時間なりパターンなりで勉強してください。
いきなり試験勉強が大変であれば、趣味の読書でもいいです。とにかく机に座りましょう。
大切なのは習慣化すること、毎日「勉強」することです。
まずは、それをがんばっていただきたいと思います。
ちなみに私の場合は、朝1時間が、法律とか資格などのいわゆる勉強、夜寝る前の1時間がビジネス本の読書と決めてます。
もう少し余裕が出来れば、土日の勉強を増強したいと思っていますすが、今のところは難しいですね。
ま、私のことはいいとして、
まずは、
「勉強の習慣化」です。
一生にかかわることですから、がんばりましょう!
マンション管理士試験再受験ミニガイド(1)〜2010年バージョン
こんにちは
さっそくですが、マンション管理士試験再受験ミニガイド〜2010年バージョンをやりたいと思います。
まず、単純に「試験合格」を考えた場合。
資格試験の合否を決めるのは、基本的には勉強量です。
たくさん勉強する。これが基本です。
つまり勉強を、早期にスタートさせて長期計画で進めたほうが、勉強量が当然多くなりますので、成功率が高くなります。
また、長期計画であれば、1日の勉強量を少なくできますし、復習が何度も繰り返せるというメリットもあります。
よって、どのような試験であってもできるだけ長期計画の展開にするのがよいこととなります。
特に、仕事で忙しくなかなか時間の取れない方々にとっては、長期計画で目標を達成するやり方がとても優れていると思われます。
そして、その長期計画を実際に実行&実現していくためには、勉強の習慣化が必要となります。
短期ではなく長期ですから、無理なことはできません。
気合とか根性とか、そういうものに頼っていては長くは続きません。
学び続けるという習慣を身につけることが長期の勉強を可能としてくれるのです。
だから、まず第1にやるべきことは
「勉強の習慣化」
です。
ただちに今日からでも着手して、できるだけ早く身につければ、未来が大きく広がります。
広く大きく考えれば、勉強するという行為は、一生続けていかねばならないものであると考えられます。
ビジネス、資格、趣味、マナー、経済、人間関係などなど学ぶべきことは、いくらでもあります。
だから、資格試験合格という狭い道だけを見るのではなくて、一生涯自分を育て続けてくれる大切な習慣を身につけると考えて、「勉強の習慣化」に取り組めば、気持ちよくやれるのではないかと思われます。
1日1時間、あるいは30分でもいいです。
とにかく毎日決まった時間なりパターンなりで勉強してください。
いきなり試験勉強が大変であれば、趣味の読書でもいいです。とにかく机に座りましょう。
大切なのは習慣化すること、毎日「勉強」することです。
まずは、それをがんばっていただきたいと思います。
ちなみに私の場合は、朝1時間が、法律とか資格などのいわゆる勉強、夜寝る前の1時間がビジネス本の読書と決めてます。
もう少し余裕が出来れば、土日の勉強を増強したいと思っていますすが、今のところは難しいですね。
ま、私のことはいいとして、
まずは、
「勉強の習慣化」です。
一生にかかわることですから、がんばりましょう!
(2010-2-8)