マンション管理士試験〜再チャレンジガイド(3)

こんにちは

年度末ですので、私のような零細事務所でも、結構、業務が忙しくなっております。

本年度のマンション管理士試験講座もそろそろ開講ですし、なかなか時間がなくて大変です。

前回、お話した「時間効率のアップ」を図って乗り切りたいと思います。

講座については、近々、ご案内させていただきます。

 

さて

マンション管理士試験〜再チャレンジガイドの3回目です。

ここまでの流れとしては、

1.継続的に勉強する

2.時間効率を高める

ということでした。

たとえれば、自動車で目的地へ到達しようとする場合

1.継続的にガソリンを供給する

2.効率よくスピードを上げる

ということです。

で、この2つが実現できれば、マンション管理士試験の合格については十分といえますが、さらに次の段階の検討をしてみましょう。

なぜなら、本稿のテーマといいますか、当ブログの基本テーマとして、

マンション管理士試験勉強を通じて一生使える勉強体制を構築する」

というものがあるからです。



 

<ヤル気や集中力をアップする!>

1.ヤル気や集中力も必要

 勉強時間を確保し、時間効率を高める工夫をした。

成功する条件はそれでおおむね整うわけですが、

さらに、「ヤル気(モチベーション)」「集中力」といった要素も整える必要があると考えます。

なぜなら、例によって自動車のたとえですが、ガソリンは十分でスピードも速くて問題なかったとしても、運転者の集中力を欠く場合、重大な事故を招く危険があるからです。集中力の欠如がすべてをダメにするわけです。

それと同じで、仕事とか勉強の実行について、ヤル気が出なかったり、集中力がなかったりすると、結局、全体として失敗してしまうことがあります。

だから、「ヤル気(モチベーション)」「集中力」といった要素も、軽視しないで、高める方法論を検討すべきなのです。



2.既存の研究成果を調査する

 この分野(ヤル気、集中力)についても、心理学などの既存の研究成果が大量に存在します。

なぜか資格の世界では、講師・合格者等のオレ流精神論が幅を利かせてますが、心理学などの既存の研究を無視して、我流の精神論を受験生にすすめるというのは、私からすればカルト教団の勧誘のようにしか見えません。

一般社会常識は無視してオレを信じろ、ということですからね。

怖い怖い(笑)

だから、受験関係者の話は、この分野においても無視しましょう。

必要なのは、「再現性」のあるスキルです。

誰がやっても同じ結果が得られるという普遍的なスキルを学ぶべきなのです。

だから、当然、心理学などの科学的な研究成果をベースに検討するべきです。

ヤル気とか集中力については、心理学の世界では、100年以上前から研究されて膨大な研究成果が発表されているそうです。

学ぶべき素材に困ることはないですよ。

私もずいぶん前から個人的に文献を読み込んでますけど、まったく、終わる気配はないですからね(苦笑)

その成果については、別の機会にお話するとして、今回は、ヤル気とか集中力について入門的な本を紹介させていただきます。

 

「やる気」のある自分に出会える本 笹氣健治著

http://amzn.to/zgaOkN

最強の集中術 ルーシー・ジョー・パラディーノ著

http://amzn.to/y3m4gZ



とりあえず、この2冊で、勉強する楽しみを味わうことができると思います。 

そしてこの2冊は内容がとても濃いので、通常のビジネス書と違って読み込むのが大変ですが、得るものは大きいと思います。

良書との出会いは早ければ早いほど良い、という感じです。

ぜひ、読んでみてください。

 


3.ヤル気や集中力は科学的にアップする

ヤル気や集中力を高める、とか言うと、怪しげな新興宗教とか自己啓発セミナーとかが連想されるので、毛嫌いする人も多いと聞きます。

しかし、まじめに科学的に研究する人々も多く、まじめな研究成果も多く発表されております。

むしろ、素人のオレ流精神論のほうが害が大きいと思います。

逆に、まじめに勉強していないから、インチキ宗教やインチキセミナーに騙されるという言い方もできるでしょう。

だから食わず嫌いせずに、ヤル気や集中力についても、きちんと勉強すべきだと思います。

気合とか根性とか精神論とか、そういう感覚的・感情的なものとはおさらばして、合理的・科学的に検討されたやり方を学ぶ。

そして、ヤル気や集中力をアップすることで、より豊かな人生を手に入れる。

そういう展開が望ましいのではないかと思われます。

ぜひ、トライしてみてください。

  

ということで、

内容が少なくて申し訳ないですが、

今日はこれくらいとさせていただきます。

ではまた

(2012-2-28)