勉強の準備を整えよう(3)
こんにちは
勉強の準備は整いつつあるでしょうか?
今度こそ挫折しない勉強継続を!
ということで、本稿を書いております。
ちなみに、参考となる過去の記事は以下のとおりです。
<参考記事>
勉強の継続について(序)
http://d.hatena.ne.jp/t-ohfuji/20101208
勉強の継続について(1)
http://d.hatena.ne.jp/t-ohfuji/20101210
勉強の継続について(2)
http://d.hatena.ne.jp/t-ohfuji/20101214
勉強の継続について(3)
http://d.hatena.ne.jp/t-ohfuji/20101215
勉強の継続について(4)
http://d.hatena.ne.jp/t-ohfuji/20101220
勉強の継続について(5)
http://d.hatena.ne.jp/t-ohfuji/20101222
2.勉強の準備における注意点
これから継続的な勉強体制を構築するために、さまざまな準備をして、勉強を始めるわけですが、その際の注意点をあげたいと思います。
(1)過去の勉強についての反省はしない
端的に言えば「反省は無意味どころか有害なのでやめましょう」ということです。
なぜか?
反省というのは、過去の「行動」について、その是非を検討し今後に生かすということです。
一般論として反省は、道徳的な問題ではなく現実的な問題として、とても重要です。言うまでもありません。
ところが、今回、問題になっていることは何でしょうか?
「行動」できない、ことです。
あるいは、「行動」が継続できないこと、つまり、「行動」がないことが問題なのです。
「行動」がないのに、何を反省するのでしょう?
「行動」がないのに、何を検討するのでしょう?
反省しようがないじゃですか、そもそも「行動」してないのですからね。
だから、反省はしようがないのでしないのが正解。
すべきことは、過去の反省ではなく、どうすれば「行動」できるようになるかを研究&実践することです。
「行動」がないのに、あえて反省するというのは、自己満足というものです。
それは有害だから止めましょう。
反省しても無駄な局面で、自己満足とかポーズで反省すると、逆に状況を悪化させるからです。
「行動なし」⇒「反省する」⇒「効果なし」⇒「自信喪失・自己嫌悪」⇒「さらにヤル気をなくす」
という悪循環です。
反省すればどんなことでも上向きになると考えるのは、中学生じゃなのですから、いささか幼稚な考えではないですか。
物事には、反省が必要な局面と反省が無駄な局面があります。
今、必要なのは、反省ではなく行動するための方法や工夫です。
それを間違えないようにしていただきたいと思います。
無駄な反省はやめて、行動しましょう。
(2)精神論は止めよう
やる気が出ない。集中できない。勉強が続かない。
そのとき、何らかの精神論を唱えることで、うまくゆくのでしょうか?
20歳くらいの若者であれば、精神論でやってみるのも、良い経験という意味でいいかもしれません。
しかし、今まで精神論で結果の出なかったいい大人が、いまさら精神論で叱咤激励したとしても、やっぱり結果は出ないと思います。
ダメなものはダメ。
残酷ですが、現実とはそういうものです。
そして、勉強の継続というのは、習慣化とか仕組み化という性質のもので、精神論でどうこうするものではありません。
だから、精神論はやめましょう。状況を悪くするだけです。
必要なのは、精神論ではなく、具体的な「方法」です。
勉強継続するための「方法」
集中力を維持するための「方法」
やる気を持続するための「方法」
モチベーションを維持するための「方法」
さまざまな「方法」が多くの研究者によって研究されているのですから、そういう情報を手に入れて、どんどん具体的に実践してゆく。
そして、自分に適した「方法」を開発する。
そういうことだと思います。
みなさんは、「継続力」に関する本を20冊以上読みましたか?
みなさんは、「集中力」に関する本を20冊以上読みましたか?
みなさんは、「やる気」に関する本を20冊以上読みましたか?
訳の分からないオレ流精神論を唱える前に、合理的かつ具体的に努力すべきことは多く残されています。
だから、地道に努力しましょう。
そうすれば、勉強継続について精神論は無用(あるいは有害)であることは、すぐに気がつくと思います。
(3)結局、素直が一番
人間が成長する局面において重要なのは、素直に他人の意見に耳を傾けて、良いと思われることは、どんどん取り入れて実践することです。
謙虚な人が一番成長するというのは、よく言われることで、当然ですよね。
勉強継続についても同じです。
勉強継続を成功するには、具体的な行動の積み重ねにより、
勉強する仕組みを構築し、そして習慣化することです。
つまり
1.具体的な行動
2.仕組みの構築
3.習慣化
という流れですが、いずれにせよ、今までやってなかったことばかりですので、自力でなんとかしようとするのは無理があります。
人の知恵を借りましょう。
人の力を借りましょう。
素直に、多くの人の研究なりアイデアなりを取入れて、どんどん実践する。
そうすると、いずれ成功法則が見つかります。
単純ですよ。素直が一番。
ところが、失敗する人の代表的パターンは、素直に全部受け入れるのではなく、自分の感覚に合うものだけを取捨選択して取り入れる場合が多いです。
自分の感覚に合うものだけを取捨選択すれば、ストレスは少なくて快適だとは思います。
しかし、そういう自己流の取捨選択で成功しているのなら、とうの昔に成功しているハズでしょう。
今、成功していないのは、取捨選択に間違いがあると考えるのが自然でしょう。
だから、成功感覚を身につけるためには、取りあえずは全部し素直に受け入れて実践してみなければなりません。
一度、自己流は捨てる。
そして、実践の中で答えが見つける。
実践の中で成功法則に出会う。
そういうことだろうと思います。
だから、素直が一番です。
我流から離れれば離れるほど、新たな自分を発見することができ、そして、成功に近づく。
そういうことではないでしょうか。
さあ、がんばって実践しましょうか。
次回からは、具体的な行動の話をしたいと思います。
ではまた