マンション管理士試験再受験ミニガイド(4)

こんにちは

このところ、事務所のほうが忙しくて、なかなか時間がない状態が続いております。

海外ドラマ(USA)を見るのが趣味ですが、DVDがたまる一方です。。。

ま、なんといいますか、自分を試されているということなのでしょう。

忙しい仕事の合間に自己投資をして勉強するのが大切であると、日ごろ言っておりますので、まさに、今の私自身がそれを実践すべき立場にあるということです。




さて、

マンション管理士試験再受験ミニガイドの4回目からは、具体的な勉強内容についてお話したいと思います。

具体的にどの科目をどのように勉強していくか?ということです。

もちろん、私は実力養成重視という立場ですから、全科目をきちんと理解型で勉強するのを基本とします。

しかし、現実的に試験科目があって出題数が違うということがありますので、科目ごとの力の入れ具合を加減するのは、やむをえないところです。




マンション管理士試験では、ご存知のとおり区分所有法・標準管理規約が最重要でありまして、これを攻略しない限りは、合格はありません。

よって、区分所有法・標準管理規約に多くの時間を費やすのは間違いないところですが、他の科目の処置をどう考えるかによって、全体のプランが変わります。

ひとつの考え方としては、

マンション管理士試験は、極論すれば、区分所有法・標準管理規約と建築・設備ができれば、おおむね何とかなります。

そこで、秋までは、区分所有法・標準管理規約と建築・設備しかやらないで、残り科目は秋以降の詰め込みで勝負するという考え方があります。(集中型とネーミングしておきます)



また、別の考え方としては、

民法のような実力養成科目やマイナー科目は、時間のある今のうちにしか落ち着いて出来ませんので、秋まではバランスよく全体をまわしておいて、秋以降は重要科目に集中するという考え方もあります。(バランス型とネーミングしておきます)



他にも考え方はあると思いますが、基本的には、集中型とバランス型に2分され、どちらの考え方をどれくらい採用するかは、ごくごく個人的なものだと思われます。

どれが正しいということはないと思います。

再受験で今から勉強に着手する場合であれば、いきなり過去問をやって必要に応じてテキスト学習するというやり方で、夏までに2−3巡するような展開も可能ですので、どういうやり方でも成功させることはできるでしょう。

集中型でもバランス型でも、どちらでも勝てます。

大切なのは、考え方を一貫させることです。ブレるのがよくない。



試験勉強で失敗するパターンの多くは、勉強法の正しさではなく、一貫しないことによって自滅することにあります。マンション管理士試験でも同じです。



では、その考え方につきましては、次回に詳しくお話したいと思います。